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投稿日時
2015-04-21 20:22:56

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投稿者コメント
読んだ本の訳者が、当時のコトがよくわかるよっとご推奨の本を読みました。怖いです。
怖いから見てしまう怖いは、見たら減る(場合もあります)よくわからないコトが。
あるのだホロコースト。うっそれか。ですが。膨大な何かの写真、鉄条網縞模様ランプ
……今回そこらは違います。全く違うのもあるそーですね。

くり返されてはだめだ、それは知ってる、なんでそうなった。てのはどーですそもそもの
ナゼ?が大層ややこしいのだけはわかるのですが国家規模の話をされても。
国ってダレだ?(頭のよくない者に教えるってわりとタイヘンですよねきっと)その点。
本作です。経験者は語る、終始一貫、ナゼナゼどーしてなお子様視点、しかも。しかし?
ドイツ人ですから。この国では。
今でも(多分)ものすごく慎重というか敏感というか言わせてもらえない件、だったりは
しなかったのかと思う内容です。「あのころはフリードリヒがいた」

いなくなりますフリードリヒ君は同級生。回想してるタイトルですが作中ではしません。
いなくなってどうだったって、べつに。
とだけは(読者に)言わせない、それはそれはなフリードリヒ君が、いなくなるまで。

もしそこにいても。なんとかできなかった、選択の余地はなかった、周到で強引だった
何かがおかしいと思ってたのに。とか知っておくと、くり返さない役に立つ。
のでしたが(今おまゆうじゃなかった?)。警告だって目標ではあったのでしょうが。

淡々とした文面の、長すぎない区切りに収まった爽快に絶望的なストーリーです。
救いがあります。二つあげます、狂気に染まらなかった人々の姿がどんなだったかを
見られることと、続きがあります。三部作、げー読みたくないとか言いながら。
テーマがコレだから、だけじゃない奇妙な吸引力のある文章です、読めます。
続編は元気な少年が大勢、楽しいですよ。
自分は続々編から読みました、形態が少しずつ違っていきます、ちょっと失敗したと
思うのですがこの順番だと幾分ラクなコースになりそうです。
たどりつくこと、が作者には目的だったかも。
とうとうここまで、な感じです。結果できたものには別の意味もできたでしょうし、書く
人読む人の到達点にあるものって、一致しなくてもいいのでは?
同じく人間なんだと思いましたのです。言葉と時代と年齢性別環境、違うのに同じに
なる何かならあるという親近感。てなんか申し訳ない感想だとは思ってます。
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