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投稿日時
2018-04-10 15:23:08

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ですわかりにくいと思います。

以下、その話。
茫洋とレビューを眺めてたらダンケルクって矢鱈出るから行きました。
壮大な脱出計画の話だって教えてくれればいいのに映写形式どーのこーのしか
伺ってませんダンケルク、を観た方々が絶賛するウィンストン・チャーチルヒ
トラーから世界を救った男。総統は今日も大人気、ダンケルクは未見です。

原題DARKESTHOUR。当時、フランスとその東の辺じゃダレも歯向え
なかった総統に破滅上等で挑む英国民てすごいロック、てなお話です。政治。
楽しくない素材、で引き込むのが上手い、ナゼ。
主人公、英国首相はラブリークソジジイです。高圧的で頑固で名家の出の品格
で、弱ってる時でも「お嬢さん」とか言うと綺麗に決まります。得意なものは
演説と扇動。言葉を力に、カニじゃありませんよチカラニ、変えるのです。う
っときたアナタ、面白いぞ。
バケモノにも人間らしい一面が、とか描かれがちな総統と、あかん感じに人間
的な首相、似てるというより両極っぽいです。彼は自分を美化して見せようと
しません。やっちゃダメでしょう上の人は。戦局を粉飾して破局に導くのとは
ワケが違います。アカデミーの人は米国ジョークで返したのですよね?

どこらで「いいね」したくなるかは重要ポイントです。
出だしからよくても当然ダンケルクで、挽回できない失敗と言いつつ信頼され
推されてはひけないんではなく一緒にやろうねって言われちゃうあたりかと。
実は言わない、言うとこもいいのですぐいぐい上りつめて思い切りよくばしっ
と切ってピリッとシメる。最初の重くて暗いクレジットが印象的です。
すすけた色の、古っぽいのに妙に近未来チックな映像もいいね!
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