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投稿日時
2021-07-06 16:12:50

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くもないけど違う。



密林映画みっつ。見る基準はジャンルよりも雰囲気と所要時間、のような気がします。合わないと即閉じる。
ボーダー二つの世界
捜査官風のオバさんがファーゴ(映画版。おかしくて怖かった)みたいな?と思って見たらトロルだった。は?です荒唐無稽。原作がぼくのエリの人、とレビュー欄で見るまでフザけてるのかと疑ってた。極寒のリリカルえぐい、あの感触はめちゃめちゃウマく作ってます。血まみれじゃなくて虫、ケダモノよりゲテモノ。モラル、そりゃないかもとは思いますがンなコトより大事なとこにぼかしを入れるなんてと怒られてます。入れてなくたって不自然、キモイし醜いです人間の価値観でなら。それつまんないから捨てたら?と誘惑されるヒロイン。トロルの取り替え子です。捨てるメリットはでぶすの出来損ない(という価値観)から解放されること。デメリットは未来のリスクと過去を全否定。人間側にとっては(都合が)良い人です、貴女のパートナーはロクデナシだし一度捨てた子を迎えるかなと忠告したい……忠告?この結末は無理です全方位から搾取された気がする。唯一の光明ともいうのかもだけど。

5時から7時までのクレオ
ヌーベルヴァーグ。ナゾのこだわりのオサレ仏映画、と思ってますあと何となくハギオモト?各種ありますけれど。こちらは兼業歌手の小娘がひらひらします。だけ。ではないのは何度か説明されるのですが忘れます華やかで目まぐるしい。2時間。よりは短いですが都会の、何か(才とか背とか)持った人たちのひらひら。のどかなりに疾走感、古くならない古さがかっこいいです。シェルブールの雨傘の監督は夫、音楽担当同じ人、身内も共演。悲しみ喜びで分けるような重さはなくて、どこにもとまらない数万分のにじかん。終業チャイムで閉じるみたいな終わり。巡業興行団が去った後に寂しさと妙な安心が残る感じとも似てます。

天使の入江
ホテルの名前がタイトル、幸運の記念碑みたいなモノです。若い銀行員が、カジノ依存症の年増と出会ってずぶずぶに漬け込まれるお話。邦画なら転がり落ちた先で粉々みたいな連想しませんか、紙の月?では全然ないです。欲望へのフットワークが軽いというか勇敢というか潔い?しょげるわりに懲りない、のはエライ。ワケないのですが、これが最後。とか賭けてる時だけが生きてるとか何とか、陳腐なセリフが少し違う意味に思えてくるのが面白い。長くはもたないんじゃない?けど賭けない人生とどっちが不幸か、天使の入江が輝き続けるのはどっちかってどのみち人生バクチですせめて虚構の中でぐらい……とは思えないような存在感です女優さん。どーしようもないダメさも含めてその場その場でなんという見栄え、玄人だなあ。

誤記がありました。泣きながら直しました。
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