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投稿日時
2021-09-07 20:29:45

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校の写真を見て記憶が、三種混合かつ夢で見るやつとも融合してしまい原形をとどめてないと気づいた。当時の年齢と時代をさしひいても巨大すぎ怪しすぎるのだ、イメージのそれは。誰もいない夕暮れか夜か冬、追われているか探している。旧い小学校だったから、籠った足音をたてる木造階段やら、飴色の縦長コップが鎖で繋がれた(味とも言い難い味のお茶が出る)蛇口やら、モルタルにガラスを嵌めた空の水槽(か、ほぼ緑色で琉金がいたか)やら残っていたのが在校中に広い講堂へと改築された。茶色いかけらを浮かせた釜が捨ててあった一角は、新しい給食室と学童保育部になったんだったかな。先生が駐車場にする程度には幅のあった校舎裏……正門(の陰にはもちろん二宮君?が立っていたし、音楽室には晩年発狂する作曲家の肖像、まだらに剥げた鏡も掛かっていた)裏門とここの門で三箇所、まだあるハズだ、たまたま隣にあった幼稚園や児童公園とも接続してたような……。
不思議と記憶の幼稚園舎は膨張しない。↑ではなく、行きたくないとゴネていた記憶ならある。高校時代は楽しかったが建物の記憶は少ない、美術室ぐらい。粘土か何か(陶芸のだったか)浸かったでかい桶があった。三年間?死体でも隠せそうなサイズではあった。
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