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数えずので

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投稿日時
2012-11-06 18:48:04

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投稿者コメント
検索ワードが出るけど、面白いっ!です。ので強引にえを。限界までごまかしてもごまかしきれてないえでっ...orz
気にしてもしよおがナイ事は気にしないで行くです。お皿を数える有名なアレです。
黒い拝み屋さんの、矢鱈と分厚い新書版を最初か2番目ぐらいには出し始めた(んでは?)著者。
……量り売りかとつっこみたくなる程度には厚いです。ただし薀蓄語りで厚いのではありません。

ご存知の怪談のあらすじをどうぞ。話からして複数あるんだそうですがアナタの登場人物は何人?
もういいよ。ってくらい出てくるので誰の話か選ぶです、誰の話として読むかで感想も違ってくるはずです。
選択はゆだねられたくない。と思う人にとっては、四谷怪談のあっちが大傑作ということになるみたい。
誰に共感して誰のお話になるのか、自分はかなりおしまいのほうまで転々としました。

事実はひとつでもどこを見るかでそれぞれの真実は違う。
最後をもってく人はいるのです。(最後があるからです)
物語とは焦点を絞って語られるものですが、正義のありかとか?あるの?とか考えちゃうようなご時勢の
物語としてのリアル。と文学との折り合いをいい具合につけられていると思います。
そしてこの語り口。
あいかわらず独特の。日本人でよかったと思うですがこれは好みですか。
今まで自分が読んだのと読んでないのと意識にあがってこないのと、全部の仕事があってこれが。という
いまだ進化し続ける怪物の印象、作家であり続けるとはこういうことかとは思います。
「組版」とあるんですが本文部分のデザイン?丸い物つづきで目が引かれたです、こちらも見どころ。
挿画は葛飾北斎さんです。コンパスのような道具を発明して絵を描いた人だそうですね。
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