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タグ | *上品で柔らかな色使いが素敵! | ||||
コメント | 庫整理。浮世絵(↑はエセです)イイネっと思った最初は多分、ピーナツの犬の和風ポストカードでした。何時何処で何を着ても様になる犬だけどもこの時はまだ置いてみただけというか、ハロー日本的な非日常感が良かったです。それから少女漫画指南書でマンガのルーツとして、浮世絵の成り立ちを読んで興味を持ち、百物語から百日紅を読んだら江戸文化ごと楽しくなりました。(複数の契機と段階があるのだなあと今) 浮世絵何が面白いって、作風の個性。名前を知ればすぐにでも作者を当てられそうですし、知らなくたってあらゆる絵から浮世絵だけ選ぶぐらいは難しくないです。エキセントリックで(服と髪型は兎も角、大方の体型と何より顔が基準を外れています、しかしこれでなきゃダメぐらいに)洗練/確立されています。あの藍色なんかは印象的ですが何色と言えない調和した配色にはなんか法則がありそうだし時代でも少し違いますが、独特。 隆盛して完成した、世界的評価も得たけれど今はどうって、絶滅しちゃいません衰退したのは。実用的な用途を写真に取られた事、以上に文化や風俗が変わった事が大きそうです。アートの世界では写真も日本画も版画も平等。でも明治大正よりそれ以前よりもちろん今日令和よりも、浮世絵といえば髷で和装で遊郭とか、鉄道もビルもないのどかな風景、みたいな。描かれるモノが消えたと言うべきですか。 時代が大きく変わり始めても怖ろしく上手い人は(月岡芳年さん。自分的には河鍋暁斎さん川瀬巴水さん)出るのだけど、天才目白押しだった時代には更に広い裾野があったハズで描く人が減って衰退、又は衰退したから減ったのです。一方、滅びつつあるから保存、保護、蒐集されたりするってコトも、なくはないですね。需要を超える供給(と確実な発展)があるうちはそこまで有難がられませんでしょう。 |
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iコード | i803972 | 掲載日 | 2023年 12月 20日 (水) 18時 13分 22秒 | ||
ジャンル | イラスト | 形式 | JPG | 画像サイズ | 354×354 |
ファイルサイズ | 33,412 byte |
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