タイトル | 進退窮まるとも元 | ||||
タグ | |||||
コメント | 鷹揚太っ腹な大本棚から模型写真集を拝借しました、書名旧漢字でクロガネノシロ。 何が素晴らしいって超絶の作り込みテクニック、マニュアルじゃこーならない感満載、 には切実な興味がなくても実物見たより(多分)把握できる事です。 実物は。無かったりします今は亡き物の、関連資料を集め解釈を加えて組み上げる ので出る存在感、みたいですよくわかる気がします。 残念な事には目が怠惰か無力で。でも例の!駆逐艦のコトを!提督の? ちがいます。総統閣下(は提督)シリーズって感動的とかそんな事じゃないのです。 調べて来ました。英訳destroyer、攻撃力と速度優先の船種で、役割は露払い。 戦艦や巡洋艦と違い、船首に菊の御紋を頂きません。女王様の護衛のスナイパー (日陰者。)でどおですか。何がって何かしら。 一九四〇年佐世保出身、こちらの駆逐艦は。 ほっそりと秋刀魚の如き船体が大丈夫かってぐらい、砲台機銃魚雷と積まれてます。 (一方、呉ではウェディングケーキな多層の砲塔、巨大鮪か鰹な戦艦が。翌年です。 何かぶっちぎって作りまくった時だったらしいです。) 風のつく名前の多い同型艦(陽炎型)十九隻中、また幸運艦と呼ばれた船の中でも ただ一隻、歴戦を生き残り終戦を迎えました。 奇跡の、とも死神疫病神、とも囁かれたのだそーだ。必ず帰投する。僚艦が沈む。 兵装を解き復員船として働いて、賠償艦として台湾に渡って(丹陽。と改名されます) 中華民国海軍の旗艦となり、老朽化で除籍、破損して解体されました。 長い波乱の二十数年、戦没すると二~五年、ちなみに大型客船には五十年越えて 活躍する船もあります。意外と長いか短いかそれとも長さじゃないか。 |
||||
iコード | i86213 | 掲載日 | 2013年 10月 01日 (火) 13時 50分 45秒 | ||
ジャンル | イラスト | 形式 | JPG | 画像サイズ | 580×580 |
ファイルサイズ | 27,750 byte |
◆この画像のURL | |
◆この画像のトラックバックURL |